【時短美容家のプロが伝授!】「最小の手間で最大のキレイ」をつくる朝のベースメイク時短テク3つ
…とはいえ気になるしみ・くすみなど「隠すものはしっかり隠したい」ところ。
そこで今回は、「時短美容家」として活躍する並木まきさんに
効率的に最大の綺麗をつくる美容法を教えてもらいました!

朝のメイクで、意外と時間をとられがちなのが、“ベースメイク”です。
昨今は、適度な「ツヤ」を意識しつつも、ナチュラルにカバーされた肌が主流。
とはいえ、40代がしみやくすみといったコンプレックスをカバーしながら「自然」に見える肌を狙うと、実はそれなりの手間をかけなければ難しいのも実態です。
手をかけていないように見せても「実は結構な手をかけている肌」でなければ、トレンドの肌は手に入りにくいのも傾向とも言えます。
とはいえ多忙を極める40代女性としての本音は、「朝からそこまでの時間をかけるのはかなり無理!」「キレイに仕上げる裏技ってないのかな…」と感じていらっしゃる女性も多いかもしれません。
そこで今回は、トレンドを意識したベースメイクを時短で叶えるちょっとした心がけを3つお話していきます!
■下地のアップデートを怠らない
ベースメイクの仕上げを左右するアイテムのひとつが、「下地」です。
下地をどう選ぶかによって、メイク時間は短縮することもできれば、逆に、今までよりも時間がかかるようになってしまう原因にもなると言って過言ではありません。
実は、ファンデーションを変えなくても、ベースメークの基礎となる下地を変えるだけで、見た目の質感を大きくチェンジさせるのも可能。
今のトレンド肌を時短で手に入れるなら、そこそこのカバー力があって、光を味方につけたツヤ感があり、白浮きさせない下地選びがマストです。
毎年ずっと同じ下地を使い続けることも、次第にトレンド肌から離れてしまうのでできれば避けたほうがよいでしょう。
ちょっと話は飛びますが「時短メイクだから、デイリーメイクでは下地を使いません!」という女性もいらっしゃるものの、これは筆者からすると、とてももったいないお話。
下地を使わない肌は“くすみ”が目立ちやすくなり、メイク崩れも招きやすいので、結果として、満足度の低い仕上がりになってしまう要因でもあります。
優秀な下地を使ってこそ、時短でも旬の肌をつくれるわけですので、下地を適宜アップデートする心がけが、時短でトレンド肌を手に入れるのには欠かせません。
■ファンデーションの均一塗りは避ける
時短ベースメイクを狙うと「ファンデーションを均一に顔に塗って、終わり」という女性も少なくないのですが、均一に塗られたファンデーションだけで仕上げた肌は、のっぺりとした印象にもなりやすく「トレンドの肌」とは言い難いもの。
今っぽい旬の仕上げを意識しつつ、時短でベースを整えるならば、均一塗りよりも強弱をつけたファンデーション塗りがマストです。
カバーしたい箇所に厚く塗るのではなく、頬や眉上、顎部分など正面から見たときに“きちんとした印象”を出したい箇所にこそ、厚めに塗っていくやり方がベターです。
単なる均一塗りではなく強弱をつけた塗り方を意識することによって、ぱっと見の凹凸も出しやすく、ナチュラルながらもきちんとトレンドを意識した仕上げを得やすくなります。
「ファンデーションを塗る」という手間は均一塗りと同じながら、強弱を意識するだけで格段に仕上がりは変わりますので、時短メイクでは絶対に意識しておいてソンはないポイントです。
■どんなに時間がなくてもシェーディングはマスト!
時短でベースメイクを完了させようとなると、チークは使ってもシェーディングまでは省いてしまう女性も少なくありません。
しかし、シェーディングこそ、時短でメリハリのある肌を仕上げるのに最も重宝するテクニック。
なので「時短したいから」と省いてしまうなんて、こちらも本当にもったいない!
ファンデーションより1トーンから2トーン暗い色のパウダーを顔の輪郭にそって加えるだけでも、ファンデーションだけで仕上げるより格段にメリハリのある表情に。
パウダーをさっとはたくだけならば、ものの数秒で終わるので、その効果を考えると「やらないのはもったいない!」と言えるのです。
また昨今は、シェーディングの効果がひと塗りで得られるよう、最初からグラデーションされた複数色のシェーディングパウダーがセットされているコンパクトが多数発売されています。
時短で本格的なメリハリメイクを完成させるなら、そんなアイテムを手元に置いておくと頼りになります。
実際に「時短のベースメイク」を心がけていらっしゃる女性にお話を伺うと「下地を使わずに、ファンデーション(BBクリームorCCクリームも含む)を塗るだけで終わりです」とおっしゃる方も少なくないのですが、せっかくメイクをするならばメリハリのあるトレンド肌に仕上げたほうが、気分だってアガります。
なるべく手間をかけないよう、【最小の手間】で【最大のキレイ】を狙えれば、日々の時短メイクは、もっと楽しいものにもなるはず。
「なんとなく時短」でベースメイクを済ませていた方は、ぜひ最小の手間で最大のキレイを狙える時短メイクを意識すべく、この機会に日々のメイクをアップデートしてみてもいいかもしれません。
ずーっと同じブランドのものを使っていたけど、
すでにそれが老けメイクの原因だったのね…。
早速今日新しい下地を買いに行くわ!!!
