【時短美容家のプロが伝授!】時短メイクを叶える小道具とは?「3種の神器」をご紹介
できるだけ最小限のグッズで今風のメイクを完成させたいもの。
そこで今回は、「時短美容家」として活躍する並木まきさんに
時短メイクにオススメの「3種の神器」を伝授していただきました!

時短美容を取り入れようとするなら、以下の方式はマストになりますよね。
「時短美容」=「最小の手間」×「最大の効果」
「時短美容」と聞くと、単純にメイクアップの手順を省いたり、スピードを早めることに注目してしまう方もいらっしゃいますが、実際は少し異なります。
「手間をかけた以上の効果を実感できる」ことこそが、「時短美容」の真骨頂とも言えるのではないでしょうか。
そんな背景からも、満足度の高い時短美容を実践するには、メイクの際に使用する小道具のセレクトもとても大事。
そこで今回は、日々のメイクで「時短美容」を実践する上では欠かせない「3種の神器」とも言えるマストアイテムを3選ご紹介します!
■お直しだけでなくメイクアップにも大活躍の「綿棒」
「綿棒」と聞くと、お直しに使うものというイメージが強い女性も少なくないのでしょうか。
意外だと思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、時短美容を意識するなら「綿棒」が手元にあると、メイクは格段に楽になります。
メイク後のお直しとして、アイラインやリップメイクがはみ出してしまった時の修正作業に使いやすいのはもちろんのこと、メイクの微調整を行いたい際にも役立ちます。
具体的には、ブラシが付属していない単色アイシャドウのチップとして、指先ではやりにくい濃淡や陰影を出したい際に使用したり、クリームチークの位置や量を均一にしたいときに目安となる「点」をお肌に付けておくのにも重宝なのです。
指先などを使って「なんだかちょっと不便」を感じていた今までのメイクが、綿棒を使うだけで時短且つ繊細なメイクに仕上げることができます。
■ケバ見えのリスクを回避してくれる「チークブラシ」
チークを購入すると。商品に付属のブラシが付いているものもありますが、チークの仕上がりはメイク全体の仕上がりをも左右するものだけに、信頼できるブラシを手元に置いておくのは、時短美容を目指すならマストです。
実はブラシの形状によって、同じ量の粉を含ませてもその「付き具合」はかなり異なることが多いからです。
ブラシに粉をとった後に余分な粉が落ちやすく、さらにお肌にすべらせたときに均一に色を加えやすいブラシがあると、本当に重宝します。
私の個人的な感覚では、硬めの毛質よりもふわっとした優しい毛質のブラシのほうが、チークの粉質を問わずに使いやすい実感があります。
チークがベタッと仕上がっていると、ほかのパーツのメイクがナチュラルだったとしても「ケバいメイク」なんて思われることもあります。
「濃いめに色が付いてしまうことがある」という方には、ぜひお気に入りの相棒を見つけてみていただきたいグッズのひとつです。
■安定した量をルーティンで取りやすくなる「スパチュラ」
容器に直接手を入れてクリームチークなどを取ってしまうと、コスメに雑菌が入ってしまう原因にもなります。
また、指でコスメを取ろうとすると、どうしても底が近づくにつれて取りにくかったり、日によって加減が異なってしまい取る量がバラバラになったりして、なんとなくメイクの時間がモタついてしまう要因にもなりがちです。
そこで、毎日同じルーティンで安定したメイクを“時短”でしていくなら、スパチュラがあると重宝します。
高さがある容器でも平べったい容器でも、指を入れて取るより必要な量が取り出しやすく、なによりも手指が化粧品に触れないので、衛生的なところが安心です。
私は、ブラシなどが付属していないコスメには全て、それぞれのコスメごとにいくつかのスパチュラを揃えるようにしています。
これにより、急いでいるときでもルーティンによって手早くメイクが済むようになりました。
「時短美容」を意識してメイクをしようと思うと、まずは「どんなコスメに買い換えるのがベスト?」や「どんな口紅を使えば、今よりメイクが時短になるかしら」など、メイクアップコスメに意識が向きがちな傾向もあります。
しかし、今愛用しているコスメ類を使ったメイクで「時短」が叶えばいいと思っていらっしゃるなら、コスメのアップデートより使用している道具のアップデートのほうが満足度は上がるはず。
なるべくお金はかけずに、最小の手間で「今よりキレイ」を狙いたいかたは、まずはメイクに使うお道具のアップデートを意識してみてください。
