【時短美容家のプロが伝授!】限られた5分でどこをメイクする?「超時短メイク」のポイント3つ
パフパフ塗っている時間すら勿体なく感じませんか?
今回は、「時短美容家」として活躍する並木まきさんに
本当に時間がない時向けの「超時短メイク」のポイント3つを伺いました!

子育てに追われていたり、家事や学校のイベントなどがあると、どうにもこうにもメイクの時間が捻出できないこともあるものです。
そんな時は時短ならぬ「超!!時短」でお化粧を済ませたい女性も少なくありません。
仮に「3分」や「5分」しかメイク時間がとれなかったとしたら、この場合は優先的にメイクすべき箇所から順次手をかけていくのが「超時短メイク」のポイントです。
そこで今回は、時短ならぬ「超時短」でメイクを済ませたい多忙を極める大人の女性向けに、優先的にメイクすべきパーツを3箇所ご紹介します。
■肌は「目につきやすい箇所」のみ手をかけよ
時短でメイクをしたいときに意外と手間取るのが「ベースメイク」ではないでしょうか。
全体的にまんべんなく丁寧にファンデーションを塗ろうとすると、それなりの時間もかかります。
ですので「超時短」でメイクを完成させるときには、まずは「人目につきやすい箇所」のみをしっかり塗り込むのがベター。
私の場合には、眉上と頬、顎の3箇所が超時短ベースメイクでは「外せないパーツ」になっていますが、この部位については多少の個人差があるものです。
パッと見たときに人目につきやすい「シミ」や「色ムラ」「くすみ」がある箇所は、必ずファンデーションでフォローするようにすると安心です。
こんなふうに、全体にファンデーションを塗らずとも、部分的に塗るだけでも、「お化粧しました感」は出しやすいので、ベースに時間をかけたくない人はぜひお試しを。
■アイシャドウはどんなときも省くべからず
ちょっとした「お化粧しました感」を出すならば、超時短メイクでも、アイシャドウは欠かすべきではありません。
目元のメイクは「アイシャドウ」の他にも「マスカラ」や「アイライン」が挙げられますが、やや「しっかりめ」にアイシャドウがしっかり入っているだけで、ほかの手間を省いたとしても、お化粧している雰囲気には仕上げやすいです。
特に、年齢を重ねるとまぶたに全体的なくすみやくぼみが出始めている女性も少なくなくなるので、アイシャドウを塗ることで、このくすみやくぼみを目立ちにくくするメリットも期待できます。
なお、まぶたのくぼみをフォローする色味としては、細かいラメ感のあるベージュ系アイシャドウが便利です。
膨張色をまぶたにのせることで、くぼんだ目元をふっくらと見せやすいです。
また、まぶたに広がるくすみを超時短でごまかすならば、やっぱり定番のブラウンアイシャドウが便利。
ややまぶたの外側に向かってグラデーション気味に仕上げておくと、のっぺりした印象を回避しやすく、「超時短」でもメイクした感を出しやすいです。
■口紅は絶対に忘れるべからず
最後のポイントは、口元です。
口元に色があるだけで、全体的な顔色がパーッと明るく見えるのは言うまでもありません。
だからこそ「超時短」のメイクでは、口紅が「お化粧しました感」を出す救世主にもなりえます。
大人女性の超時短メイクで、ベースメイクやアイメイクを簡単に済ませていたとしても、ツヤがあってふっくらとした明るい唇があれば、ある程度のごまかしがききます。
そもそも年齢を重ねると、唇の色が悪くなったりツヤが失われたりもしがちなだけに、口元が暗いと、それだけで悪い意味でのスッピン感も出やすいので要注意。
口紅を忘れてしまうと、途端に「この人、お化粧していないのかしら?」なイメージにもなりやすいのです。
とにかくスピード重視な超時短メイクで、「お化粧しました感」を狙うならば、できるだけみずみずしい発色で濃いめな色みの口紅をセレクトするのがベター。
口元が沈む可能性がある深みのある色みよりも、落ち着いた発色ながらも明るさのある口紅を手にとってみてください。
現代女性は大人世代になるにつれ、家事に育児に仕事に介護に……と、本当に多忙です。
そんな背景もあって、本当はメイクにも十分な時間をかけたくとも、さまざまな事情により「とにかく手早く、超時短で済ませたい!」と思っていらっしゃる女性も少なくないのが実態でもあります。
当然ながらも正直なところ、丁寧にメイクした顔に比べてしまえば「超時短メイク」で仕上げた顔は、かなりナチュラルにはなります。
しかし、手をかける箇所をうまくセレクトできれば、人前に出られるくらいの顔には仕上げられます。
「時間をかけずとも、それなりにお化粧している雰囲気は出したい」と思っていらっしゃった方は、ぜひ「手をかけるべき箇所」を優先的にメイクして、超時短でも手をかけた以上の見栄えになるメイクを意識してみてください!
