第1回 美女医が徹底解説! 美しさをキープする毎日の食習慣

美女医に学ぶ!ビューティライフスタイル
・1日2リットルの水を飲んで代謝を促進し、むくみにくい体に!
・炒め物にはココナッツオイル、サラダには亜麻仁油を使って肌荒れを防止
・チーズや魚料理を食べてカルシウムが不足しがちな40代〜50代を乗り切る
キレイな人の秘訣って、見た目を着飾ることだけではないはず。
私生活でも常に“美”を心がけているからこそ、美しさはキープできるのではないでしょうか?
そんな仮説をもとに、今回は美女医として知られる湘南美容クリニックの福澤見菜子(ふくざわみなこ)先生にご自身の食生活についてお話を聞いてきました!
今回お話しを伺ったのは……
湘南美容クリニック 新宿本院
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー12F
電話番号:0120-5489-40(10時〜23時受付)
診療時間:10時〜19時(予約制)
年中無休
意外や意外! 先生の食事は1日4食
クリニックではまず、問診からスタート。肌悩みから状態、私生活でのケアまで先生とじっくり話ながら施術の方法を決めていきます。
今回、話をお伺いしたのは湘南美容クリニックに勤務されている福澤見菜子先生です。
美女医として多数のメディアにも出演している福澤先生は普段、一体どんな食生活を送っているんでしょうか?
福澤先生:私食べることが好きなので、1日4回くらい食事を摂っているんです(笑)。それにおやつも好きだから、基本的には毎日食べていますね。でも、食べるものには気を使っていて、朝はチーズと野菜ジュース、お昼はサンドイッチなど、夜は野菜多め、というように意識して食事を摂るようにしています。
― 意外にも食事回数は多めという結果! では、それ以外に気をつけている食習慣はあるのでしょうか?
水は1日2L以上飲むように!
― 福澤先生が第一に気をつけているのは、食生活というよりも「水」だといいます。
福澤先生:水をたくさん飲んだほうがいい、という話を聞いたことはありますか?
これは私も実践していることなのですが、1日でだいたい2Lくらいの水を飲むように心がけていますね。若い頃と比べると年々代謝が落ちていってしまうのですが、水を摂取するだけで年齢に関係なく代謝が促進されます。
また気づかないうちに体内の水分量が足りず脱水症状に陥っている人は多いので、それを補う効果もあります。
特に40〜50代の人は、喉が乾く前に意識的に水を飲むようにするとむくみにくい体になっていくはずですよ!
― 福澤先生は、これにプラスしてビタミンC、ビタミンE、トランサミンの3種類を約11年間飲み続けているそう。
福澤先生:当院でも処方している、しみ・肝斑セット(ビタミンC、ビタミンE、トランサミン等)にも入っているものを、かれこれ11年ほど飲み続けています。 サプリメントではなく薬のほうが純度は高く、さらに安全性も確保されているのでおすすめです。でも、なるべくなら薬に頼りすぎないような食生活を送っていきたいですけどね(笑)。
↑クリニックで処方するお薬
― さすが美女医、美意識が普通の人の何倍も高いですよね。
けれど、そんな先生も数年前まではコンビニ惣菜などを毎日摂取する生活を送っていたそう。
何がきっかけで、食生活を意識するようになったのでしょうか?
体調不良から気づいた食事の重要性
福澤先生:10年ほど忙しさにかまけて、正直食生活をおざなりにしてきました。添加物が多く含まれた食材を摂取している期間が長くて、とうとう35歳のときに体調を崩してしまったんです。
そこで一念発起して自炊を開始。作り始めたら、体調だけでなく肌の調子も良くなってきましたね。
―自炊をするときには、ある食材にも気をつけているそう。
福澤先生:最近ではサラダ油を使うのではなく、できるだけ炒め物にはココナッツオイルを、サラダには亜麻仁油を使うなど、使う食材にも気を使うようになりました。
小さなことかもしれないですが、それだけでも肌荒れはしにくくなったし、将来的にアンチエイジング効果も高くなるのでは?と思っています。
一番の注目栄養素はカルシウム
― さらにもう一つ、先生が摂取するときに気をつけている食材があるという。それがカルシウム。年齢を重ねてから不足すると、恐ろしいことが起こるそう。
福澤先生:実は見落としがちの人が多いのですが、40~50代の人はカルシウムが不足しがちなんです。カルシウムって老化と密接な関係にあることをご存知ですか?
私自身形成外科を専門にやっていることもあって、多くの症例を見てきたのですが、頭蓋骨が痩せてしまうとほうれい線など顔のシワの原因に直結してくるんです。
骨格が変わることによって深く刻まれたシワを薄くするのは、なかなか難しいこと。そのため、老化現象を最小限に抑えるためにも、カルシウムを摂取することは重要なんです。
私自身も朝チーズを食べることや、極力お肉よりもお魚料理を増やすなどして、カルシウムをできる限り多く摂るように気をつけていますね。
― 目からウロコの栄養素、カルシウム。小さい頃に「牛乳を飲みなさい!」と言われたけれど、大人になってからもまさか老化予防にカルシウムが大切だったなんて……と、取材班もとても勉強になった美女医の食習慣。
最後に先生のポイントをおさらいしてみましょう!
今日から始められる美人食3ヶ条
- 水は1日2L以上摂取する
- 油の質をかえる
- カルシウムを摂取する
最低でもこの3つだけは意識して、今日から美人食を心がけましょう!
内服薬
しみ・肝斑セット 5,400円
(トラネキサム酸 / L-システイン / ビタミンC /パントテン酸Ca / タチオン)