【後編】アスリート美女医の代謝アップ術

美女医に学ぶ! ビューティライフスタイル
・美脚をつくる正しいスクワット!
・寝起きもスッキリ! グルテンフリーダイエット
今回は前回に引き続き、筋トレ20分、エアロバイク40分を日課にし、湘南美容クリニックの宇都宮院の院長でもある向井英子先生直伝のシェイプアップエクササイズを教えてもらいます!
取材にお伺いしたのは・・・
湘南美容クリニック 新宿本院
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー12F
電話番号:0120-5489-40(10時~19時受付)
診療時間:10時~19時(予約制)
年中無休
自宅や会社ですぐできる!「正しいスクワット」の方法
見た目は美女医、中身はアスリート!の、向井英子先生。
加齢で衰えた代謝をアップするには、まず筋肉をつけるのがおすすめということで、さっそく先生が実践しているシェイプアップエクササイズを教えていただきます。
――先生はお仕事中でも簡単なエクササイズをやっていらっしゃるそうですね!
向井先生:はい。お手洗いに立つときや、ちょっとした空き時間に、スクワットをしています。
――スクワット!
向井先生:地味でしょ(笑)。でも、下半身って大きな筋肉がたくさんついているし、自分の体重をのせることができるから器具を使わなくてもいいし、日ごろの心がけですぐに鍛えられるんです。
見た目もすぐに変わります!
――脚がムキムキになったりしませんか?
向井先生:1日数回やるくらいで、そこまでの筋肉はつきません!(笑)。
きれいに筋肉がついた脚は、ただただ細い脚よりも健康的なラインで美しいですよ。
――ではでは、さっそく教えてください!
向井先生:重心を後ろにすると、お尻から転んでしまいそうになりますが、それをグッと踏ん張るようにすると、太ももの前側やすねの前側にしっかりと負荷がかかって筋肉に働きかけられます。
――せ、せんせいー! これキツイです!!
向井先生:そうなんです。スクワットは正しい姿勢でマジメにやると、5回くらいで筋肉がプルプルしてきて、10回もやればかなり負荷を感じるはず。
自分がしゃがめるくらいのスペースでできるので、お手洗いの個室でもすぐにできちゃうんですよ。
――けっこうグラグラしますね。単純なポーズなのに、バランスを取るのが難しい!
向井先生:それは体幹が鍛えられてないからですね(笑)。
体幹がしっかりしてくると、ぐらつかずにお尻を低く落とすことができますよ。
筋肉がつくと短時間でカロリー消費を増やせます。
食べることが好きな方は、ぜひスクワットを取り入れてみてください!
寝起きがスッキリ、グルテンフリー生活
――先生はお食事にも気を使っていらっしゃるんですか?
向井先生:運動をしているのでわりと気にせず食べるほうでしたが、最近「グルテンフリーダイエット」に出会って実践してみたら、私の体に合うな~!って実感しています。
――グルテンフリー? 小麦粉を抜くということでしょうか?
炭水化物抜きダイエットのような?
向井先生:うーん、正確には、小麦粉の中にあるたんぱく質の成分の「グルテン」を、なるべく食べないように気づかうダイエットですかね。
グルテンは、たとえば、パンや麺類などのモチッとした食感のもとになっているものです。
クッキーなどのお菓子類にも多く含まれていますが、これらのグルテンを含んだ食材だけを、抜くんです。
炭水化物全体を食べないわけではないので、私が大好きなお米は食べてOKなのもうれしくて(笑)。
――グルテンを抜くとどんな変化がありましたか?
向井先生:一言でいえば、体調がよくなりましたね。
特に、朝起きたときのスッキリ感が違うなーと。なんとなくだるかったり、頭や体が重いなと感じる日が格段に減りました。
――先生のように日々体に目を向けていると、変化にもすぐに気づきそうですね。
向井先生:美しくなることって、自分に対して関心を向ける時間を、たくさん持つということだと思うんです。
私は形成外科医なので、目や鼻をご本人が描くより理想的な形に近づけるお手伝いをする仕事。
でも「美」って、ちょっと意識を変えてご自分に注目してあげるだけで、どんどん磨かれていくと思いますね。