40代女子が美しくなる方法

アラフォー世代も悩んでいる!大人ニキビに効く化粧水は?

前日の暴飲暴食が祟って、顎にニキビが…!?
若い時に限らず、ニキビは30代、40代でも出てくるもの。

しかも若い頃よりも原因が複雑なため簡単には治らないのが難点です。

今回は大人ニキビができる理由や改善策についてまとめました!

ニキビは若者のシンボル。

アラフォー世代の肌トラブルといえば、乾燥、くすみ、しみ、しわぁぁぁ!!

…なんて思っていたら間違い、40代になってもニキビはできるもの。

実際に30代、40代でも生理前後であごや口周りにニキビができるといった方はかなり多く、体調や身体のリズムの変化などによって生じることが多いです。

若い頃の思春期ニキビと異なり、大人ニキビには女性ホルモンが大きく関係しており、それによってターンオーバー(肌の新陳代謝)が乱れることによってニキビができます。

また、1度ニキビができてしまうと、若い頃以上に完全に治すことが難しくなってくるとも言われています。

…かく言う私も、実は40代に入ってから突然できるニキビに悩まされているアラサー世代の一人。

私の場合は生理前だけではなく、前日にお酒を飲みすぎたり、調子にのって油っこい料理を食べすぎた翌日、さらにDVDや本が面白くて、ついつい遅くまでアイスなどを食べながら夜更かししてしまった次の日などにも、できることが多いです。

どれもこれも、不摂生による産物ですね(涙)

ニキビができたら皮膚科にいって薬を処方してもらい治す!という方法ももちろん間違いではありませんが、予防という観点からは、ある程度自分でもケアをしなければいけません。

エイジングケアとあわせてニキビが気になる際には、ニキビ対策も日々のスキンケアで行いたいところですよね!

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■大人ニキビができる原因

「青春のシンボル」ともいえる10代のニキビは、成長期に伴う皮脂の増加が原因ですが、20代以降にできる大人ニキビは、思春期ニキビとはできる原因が全く異なっており、生活習慣やホルモンバランスの乱れが原因です。

〇思春期ニキビ

成長期に伴い分泌が増加する成長ホルモンなどの影響で皮脂腺が刺激され、必要以上に皮脂が生じることで毛穴が詰まってアクネ菌が増加してしまうことによって生じます。

〇大人ニキビ

アラフォー世代でも多くの女性が悩む大人ニキビは、思春期ニキビとは異なり、「同じ個所に、できたりなくなったりする」傾向があります。
皮脂の分泌だけではなく、生活習慣の乱れや肌の乾燥(角質異常)なども関係しており、原因は複雑なため治りにくい点が特徴です。
ストレスや暴飲暴食、睡眠不足、喫煙や飲酒などで生じる他、女性ホルモンの影響も関係しているため生理前後にできる人も多いです。



■アラフォー世代にニキビができる理由は?

前述した通り、40代でもニキビができるのには様々な理由がありますが、ほとんどは生活習慣やホルモンバランスの乱れが原因といわれています。

といってもこのご時世、ストレスを全く貯めないフリーダムな生活を送ることはなかなか難しいもの。

とにかくできるだけストレスをためないように意識することとあわせて、寝不足や不規則な生活+食生活によってもニキビができる原因となるため生活習慣に気をつけるというのは大切なポイントです。

家族のことや自分のことで、なにかと忙しい40代女性にとって、「規則正しい生活を」といわれても、なかなか即効で改善することはできない現実もありますが、「すっぴん美人は一日にして成らず」、日々の小さなことの積み重ねによって美肌を手に入れることができます。

ぜひまずは、日々の生活習慣から意識してみていただければと思います。



■大人ニキビは顎周辺にできやすい

皮脂の異常分泌が原因の思春期ニキビは、顔の中でも皮脂腺が特に多いいわゆるTゾーン(額から鼻のライン)、こめかみなどに多くできます。

しかし、生活習慣やホルモンなどの原因が複雑に絡む大人ニキビの場合、口周りや顎などいわゆるUゾーンに繰り返しできることが多いです。

それにしてもなぜ大人ニキビは「顎」にできるのでしょうか。

実は、思春期ニキビができやすいTゾーンとは全く逆で、顔の中でも皮脂腺や汗腺があまり発達してない部位だからなのです。

特に40代前後の女性の場合、口周りの乾燥が気になることってありませんか?

他の部分はしっとりしていても、口周りや顎は乾燥してカサカサしている…。

顎は毛穴が発達してない上に乾燥しやすい部位のため、大人ニキビができやすいのです。

さらに、洗顔料やメイクをクレンジングの際にしっかりと落としきれなかったり、日常的な癖で口元や顎を触る癖がある場合は、ますます顎にニキビができやすい状態になっています。

このように大人ニキビは、生活習慣とあわせて肌の乾燥や日常的なケアなども関係しています。



■大人ニキビが治りにくいわけ

思春期ニキビと異なり、大人ニキビが何度も再発して繰り返しできるのには理由があります。

一言で言ってしまえば「生活習慣やホルモンバランスが影響しているから」です。

今まで私たちが数十年生きてくる中で形作られた、自分自身の体質や体形、生活習慣などが内面的な要素が関係しているため、薬を飲んだり外用薬を塗ったりするだけではなかなか治らないのです。

日々の生活の中でコツコツ改善できることを実践していくことが、大人ニキビを減らしていくために大切です。

・食生活

若い頃と違って、コンビニ中心の食生活という方は少ないとは思いますが、出来合いのお惣菜などを買ってくることが多かったり、外食が多いという方は少し注意が必要です。

脂っこいものや質の悪い油の摂取を控える他、ビタミンやミネラル、食物繊維といった体内の調整に役立つ成分を多く含む食品を積極的に取るようにしましょう。

納豆やヨーグルトなどの発酵食品や納豆、レバー、卵、フルーツ(柑橘系など)がオススメです。

・睡眠

実は大人になっても成長ホルモンは分泌されており、その分泌は睡眠中に行われています。

子供の頃は、成長ホルモンによって背が伸びたり発育がよくなったりといった効果がありましたが、私たち大人において成長ホルモンが分泌されると「新陳代謝が高まる」「肌の調子がよくなる」「自律神経が整う」などの効果があります。

・乾燥対策

食生活とあわせて肌の乾燥トラブルも大人ニキビの原因です。

風呂上りなどはできるだけすぐに、できるだけ保湿性の高い化粧水や乳液を使用することが大切です。

また紫外線は肌を老化させたり乾燥させる原因の一つです。夏だけではなくオールシーズンで日焼け止めを使用し、できるだけ紫外線を浴びないようにすることもポイントです。



■40代のニキビに効果的な化粧水成分

ニキビは化膿して炎症を起こすと、ニキビ跡として肌に色素沈着やクレーターとなって残ってしまいます。ニキビができてしまった場合には、なるべくその部分に刺激を与えないことがポイントです。

できるだけ触らないこととあわせて、大人ニキビの予防に効果的な成分を配合している化粧水を使うとよいでしょう。

また大人ニキビは効果的な成分としては以下などが挙げられます。

・ビタミンC誘導体(アスコルビン酸)

ビタミンCは美白作用・抗酸化作用などニキビ改善に効果的な成分がありますが、ビタミンCはとても不安定な成分のため化粧品で使用されることはほとんどありません。そしてその代わりに使われているのがビタミンC誘導体で、ビタミンCと同じような効果が期待できます。

・パントテン酸(ビタミンB)

ビタミンBには様々な種類がありますが、その中でもパントテン酸は皮膚の新陳代謝を整える作用があります。肌のターンオーバーを清浄かすることでニキビができにくい土壌を作ります。

・ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなど

ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンといえば保湿成分として一般的に知られています。そのため、乾燥が原因の一つである大人ニキビを改善する際にも効果的です。
その他、スクワランやフラーレンなども効果的です。

・植物系エキス

植物エキスの中には、ニキビなどを改善する効果がある成分がいくつかあります。いずれも天然由来成分だという点もうれしいですね。

ハトムギエキス(保湿+炎症抑制)
ドクダミエキス(抗菌・炎症抑制)
カミツレ花エキス(保湿+殺菌+収れん)
オウゴンエキス(皮脂抑制)

・グリチルリチン酸

グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸2kともいわれます。甘草の根から抽出される成分で、炎症を鎮める効果があります。ニキビの他、口内炎や喉の炎症鎮静化でも使用されており、古くは漢方としても利用されています。
なおグリチルリチン酸は「できたニキビの炎症を抑える」効果はありますが、ニキビを予防する効果は期待できませんので、症状にあわせて利用するようにします。



■大人ニキビ改善で避けたい成分

逆に、思春期ニキビには効果的でも大人ニキビには刺激を与えてしまう成分もあります。
これらはできるだけ使用しないようにしてください。

×硫黄(イオウ)

実は硫黄(イオウ)は、美容医療治療でいうピーリング治療と同じような働きを持っており、肌に塗布すると毛穴の不要な角質などを除去する働きがあります。

普段の状態なら問題なくとも、ニキビができやすい状態だったり乾燥肌の方が使用すると、ますます乾燥が悪化し、肌はできるだけ皮脂を分泌しようとするためニキビができやすい状態になります。

×サルチル酸

一般的にニキビ改善に効果的な成分であると言われているサルチル酸ですが、乾燥肌や大人ニキビで悩んでいる人は避けたほうがよい成分です。

サトウキビやブドウの葉から抽出したサルチル酸も、イオウ同様にピーリング作用があり毛穴のつまりを改善することができますが、敏感肌・乾燥肌の人には少し刺激が強すぎるため、逆にニキビが悪化してしまう可能性があります。
とにかく大人ニキビにおいては、必要以上に刺激はご法度ですのでご注意ください。

×アルコール

アルコールといえば殺菌効果があるためアクネ菌撲滅に効果的な感じもしますが、アルコールは揮発性が高く、水分を乾燥させてしまう働きがあります。
できるだけ保湿が必要なアラフォー世代のニキビ肌においては、避けたい成分のひとつです。

×思春期のニキビケア用品

思春期ニキビの原因は過剰な皮脂分泌のため、思春期ニキビをケアする商品には「皮脂をしっかり落とす」成分が配合されていることがほとんどです。
乾燥を防ぎたい大人ニキビにおいては、これらの成分が逆にニキビを悪化させてしまう原因になるため、仮にドラッグストアでセールをやっていたとしても、使用することは避けることが賢明です。

なお、ここ最近はニキビ製品に限らず肌に優しい化粧品も増えてきています。
普段のお手入れも、

・ノンコメドジェニック
・オイルフリー
・アルコールフリー

などのスキンケアを選ぶとより良いでしょう。



■大人ニキビの洗顔方法やケアについて

思春期ニキビと異なり、顎や口周りなどのUゾーンにできやすい大人ニキビ。
自宅でのスキンケアやメイクの際には、以下のような点を注意するとよいでしょう。

1.【洗顔・メイク落とし】顎周辺洗い残しがないように

2.【日常の癖】顎を触るなどの癖はできるだけなくすように

3.【生活習慣】規則正しい食事や生活習慣を心がけて

4.【スキンケア】大人ニキビ改善に効果的な洗顔料・化粧水を選ぶように



■ニキビで悩んでいるアラフォーにオススメの化粧水

ここでは大人ニキビオススメの化粧水をいくつかご紹介します。

〇ORBIS 「薬用クリアローション」

雑誌でも取り上げられることが多いORBIS。

薬用クリアローションには2種類あり、しっとりタイプ・さっぱりタイプと年代に合わせたニキビケアができます。
ニキビとあわせて乾燥肌でも悩んでいるであろう40代には、しっとりタイプがおすすめです。

〇FANCL 「アクネケア化粧液」

ニキビの改善、予防にも効果的とされているファンケルのアクネケア化粧液は、皮膚科医が監修のもとで作られた化粧水です。

アクネケア化粧液ではノンコメドジェニックテストを行っており、皮脂が多い肌でもコメド(※「コメド」とはニキビになる前の状態で、皮脂や角質が多くなった状態のことです)になりにくいというテストにクリアした製品です。医師も携わっており、信頼性が高い商品となっています。

〇ルナメアAC 「スキンコンディショナー」

富士フイルムが独自で開発したアクネシューターという成分が含まれている化粧水です。

スクラブは肌に刺激となってしまいますが、スキンコンディショナーではより細かいファイバースクラブという状態の成分を配合しており、古い角質や毛穴の詰まりを取り除きながら肌に刺激を与えずにケアできます。

〇ビーグレン(b.glen) 「クレイローション」

大人ニキビの大敵である乾燥を防ぐのにオススメな化粧水です。
有効成分として、グリチルリチン酸ジカリウム(肌荒れ防止)、天然クレイのモンモリロナイト(うるおい+刺激から肌を守る)を配合。
出来てしまったニキビにはあまり効果は期待できないものの保湿・乾燥対策には最適という口コミも多いです。

〇VCシリーズ  「VCローション」

シリーズ名通り、ビタミンC誘導体を配合した大人ニキビケア化粧水。VCローションでは、ビタミンC誘導体の他、ビタミンA/E誘導体、サリチル酸、植物性エキスなども配合しています。無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリー・界面活性剤フリー・無鉱物油という点もうれしいポイント。化粧水をしっかりとハンドプレスすることでより効果的に浸透するようです。

〇アユーラ 「f サインディフェンス バランシングプライマー アクネ」

和漢成分としてエリスリトール、ドクダミエキス、トウキエキス等を配合した弱酸性の化粧水です。無香料、無着色、弱酸性 アルコール・鉱物油・防腐剤無添加で肌に優しい処方です。少し古いですが、2014年には某雑誌のニキビ・吹き出物部門でベストコスメで1位を受賞したロングセラー商品です。敏感肌でも比較的使いやすい上に、実際に大人ニキビが改善したというリアルな声も多い商品です。

〇teate「テアテ」

ニキビ跡専用化粧水として売り出していますが、ニキビ予防、ニキビケアにも効果的商品として売り出されています。成分としてはシメン-5-オール、グリチルリチン酸2K、アラントインが含まれており、確かにどちらかというと、できてしまった炎症を改善する効果のほうが高そうな化粧水です。

〇dプログラム 「アクネローション」

資生堂の人気ブランド「dプログラム」の、ニキビ・吹き出物ができやすい肌向けの化粧水です。このシリーズは容器が透明でカラフルでなんだかかわいらしいですよね。ニキビ用のアクネローションはオレンジボトルで統一されており、毎日のスキンケアが楽しくなりそうです。125mlで3,500円程度と比較的お値段が張りますが、その分効果を実感する人も多く、リピートする方が多いようです。


40代になってできてしまったニキビはなかなかすぐに消えるものではありません。

できてしまったニキビは早く治すようにしっかりとケアしていくしかありませんが、まずはニキビができないように肌トラブル防止のスキンケアをしっかりして綺麗な肌を保ちたいものです。

私自身、若い頃は格好つけて一流ブランドの高級化粧品シリーズや、CMなどで有名な化粧水を中心に使っていましたが、最近は化粧水の裏面の成分表をよくチェックするようになりました。

天然成分が豊富かどうか、エタノールなどの刺激物が配合されているのかどうかなど、過剰には意識しすぎる必要はありませんが、肌への刺激を少しでも和らげるためにはちょっとだけ気にしてみるのは良いのかもしれませんね。

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