美白は女にとって永遠のテーマ!私たちが行うべき最低限の美白ケア
女性にとって永遠のテーマともいえる「美白」ですが、なぜ美白がこれほどまでに重要視されるのでしょう??
今回はこの「美白」の歴史も含めて、美白ケアについて調べてみました!

バブルの頃は、全体的に濃いめのメイクが流行っていましたね。
当時10代、20代だった私たちも、真っ赤な口紅と濃いめのアイシャドウ&マスカラにあわせて、ほとんど必要もないようなきれいな肌なのにファンデーションを沢山塗って夜の街に繰り出していましたっけ。
時代が変わり、ここ最近は薄めのすっぴん風メイクが主流になり、私たちもこの流れに沿ってナチュラルでツヤ感のあるメイクをするようになりました。
が、このナチュラルメイクというのが曲者で、本当にうっすらとメイクをすると、しみやくすみがばっちり目立つんですよね…。
もちろんコンシーラーなどでしっかりしみや肝斑、くすみはカバーした上で、ナチュラル風なメイクを日々実践していますが、若い頃からもう少し美白ケアをしておけばよかったなと今更ながらに思うもの。
あの頃は本当に何も気にしてなかったので、海やリゾートでは紫外線をバンバン浴びまくってしましたし、夜は遅くまで遊びまわり、メイクのまま寝てしまうこともかなり多かったです。
その結果が今の肌に戻ってくるとは…涙
とはいえ今更嘆いても仕方がないので、これからはできるだけトラブルのない肌を維持することが大切。
若い頃からの積み重ねも大切ですが、40代でも美白肌を目指して対策を打つのは遅くありません!しっかりとケアをして、今から美白肌を手に入れましょう。
■美白肌が愛される理由
それにしても、なぜ「美白」肌は美しいという印象を受けるのでしょうか。
海外ではしみ、そばかすがあっても小麦色であることが美の象徴だったりもしますし、「色白肌=美しい」という方程式は万国共通というわけではありません。
ちなみに、欧米では小麦色の肌はお金持ちの証拠です。
もともと色白の方が多いため、小麦色の肌はリゾートや海で沢山バカンスを過ごした証拠とみなされ、多くの欧米人がしみやそばかすを気にせずに日焼けをしているのです。
もちろん日本でも、10年ほど前にはガングロが大流行して日サロで肌を焼くことがお洒落だった時代もあります。
ですので、日本人がいつでもだれでも美白肌に憧れを持っているとは言えませんが、それでもやはり、「美白肌でいたい」と思っている女性は多いのではないでしょうか。
それにはどうやら、日本の歴史も関係しているようです!
飛鳥・奈良時代から始まったと考えられている日本人の美白意識は、その後、6世紀に大陸から仏教とともに伝わってきた紅や白粉といった化粧品によってますます開花します。
それまでは肌を白くするために貝殻や米の粉の白粉を使用していました。
しかし大陸から入ってきた白粉は鉛を酢で蒸す製法で作られており、貝殻や米の粉の白粉よりも非常に伸びがよく、より肌を白く美しく見せることができると評判になり、すぐに広まっていったのです。
今はあくまでも自然な肌の色に合わせたファンデーションですが、昔は今でいう白塗りに近いものでした。
8世紀に書かれた日本書紀には、僧の観成が持統天皇に鉛白粉を献上したところ、天皇が大変喜ばれたというエピソードがわざわざ記載されていますので、大陸から白粉が入ってきたことは歴史の中では相当に大きな出来事だったようです。
今でいう化粧品とはかなり違いはありますが、この頃から「色白肌は女性の美である」という文化が始まっていたのでしょう。
近代化が進み、様々なものが変化している日本ですが、それでも白く美しい肌でありたいと思う女性の美意識が、古来から受け継がれていると思うと、なんだか嬉しくなりますね!
◼美白の敵!肌がくすむ・黒ずむ理由
特に何もしていないのに、なんだか肌のくすみを感じることはありませんか。
体調が悪いわけでもないのに知人や家族に「なんだか顔色が悪くない?」といわれ、改めて気にして鏡を見てみると、確かにくすんでいるような…。
くすみは、気づかないうちに次第に蓄積されていきます。特に日焼けをしたという記憶がなくても、日常的に浴びている紫外線が次第に蓄積され、肌のくすみとなっていきます。
特に30代、40代になったら注意が必要です。
年齢を重ねるごとに新陳代謝は落ちるため、保水力が下がり日焼けの影響を受けやすくなるためです。
さらに、外出中はしっかり日焼け対策・美白ケアをしていても、家にいる時はほとんど対策をしていないという方も多いのではないでしょうか。
美白の天敵ともいえる紫外線は、家の中にいても窓ガラスを通って部屋の中へ入ってきます。また洗濯物を干すために外にでたり、ごみ捨てにいくだけでも紫外線を浴びます。
しっかり美白ケアをしているつもりでも日常生活で意外と紫外線を浴びてしまっていることが実は多くあります。
ちなみに私の友人の女医は、朝起きるとカーテンを開ける前にまずは日焼け止めを塗り、万全の体制になっていから部屋を明るくすると言っていました。
まさにこういったチリツモが美白肌をキープするための必要な対策なのでしょう!!
■紫外線を浴びた際の美白対処法
1日の中でも、特に紫外線が強い10~14時までは注意が必要です。そして春・夏だけではなく秋・冬も日焼け対策を行うようにすることが大切。
実は紫外線は曇りの日でも多いので、腫れていない日もしっかり美白対策を行うのがベストです。
それだけ徹底していても、万が一紫外線を浴びてしまった場合には、帰宅後にはすぐにタオルで冷やし、さらに化粧水や乳液などで早めにケアをする用にしてください。
特に、40代をすぎると肌の保水力が下がります。保水力が下がった肌は紫外線の刺激を受けやすく、焼けやすい肌になっています。
少しなら大丈夫と紫外線を浴びてしまうと肌の深層部まで蓄積され、肌に影響が出る可能性も高いので注意が必要です。
できてしまったくすみ、しみに対する美白ケアも大切ですが、今後しみやくすみを作らないための生活の中での美白対策も覚えておきたいところです。
古来より美白肌が日本で愛されていたというのは、なんだかうれしいものですね!
当時のような真っ白い肌にすることはありませんが、これからは今まで以上に乾燥と紫外線のケアを忘れずに美白肌を保っていけるように心がけていきたいところです。
特に40代なら乾燥対策、紫外線対策は必須です!!
高度経済成長期のようなイケイケの時代は、健康的な小麦肌が流行っていたとか…。
今、ナチュラルで何にも染まらないような透明感のある肌が流行っているのも、もしかしたら今の世相と関係あるのかもしれないわね…(キリッ)
