前回フィットネスライターの松尾氏から「ドローイン」というウエストを引き締めて細くする方法を伝授されたまりえだが、さぼりぐせがあっても一生懸命続けているよう。
さて、次なるまりえの質問は、ダイエットの大敵(!?)であり、まりえの大好物である「ご飯」=「炭水化物」をどう攻略するか!
炭水化物も食べ方次第で太らない体質になるんです!


★炭水化物は急に食べると体脂肪になりやすい


まりえ:以前教えてもらったドローインは、気がついた時に一生懸命やっています。おかげで少しだけお腹が凹んできた・・・ような気がします。
ところで、子供たちが私の作ったオムライスが大好きで、ついつい一緒に食べてしまうのですが、コレって、太る原因になっていますよね?

松尾:オムライスは、お米と卵、鶏肉が基本の材料ですよね。
卵と鶏肉はタンパク質ですが、大部分がお米、炭水化物です。
また、もう一つ忘れがちですが、デミグラスソースにも小麦粉が使われて、これも炭水化物が多いんです。
炭水化物は、糖質と食物繊維が結びついたもので、糖質は人間が動くためのエネルギーとして必要なものなんです。
でも、お腹が空いている時に急に食べると、一気に血液中の糖分の値が上がり、インスリンという物質が一気に放出されて、糖分を体内に取り込んでしまいます。
これが太る主な原因なので、一概にオムライスを食べたのが太る原因というわけではないんですよ。

★血糖値が上がった時の脂質も太る原因

まりえ:太るのって、体についているのは脂肪でしょ?
脂分を食べなきゃ大丈夫じゃないかとも思ってしまうんですが・・・。

松尾:それも正解です。でも、脂質だけだと吸収は遅いんです。
例えばご飯と一緒にロースカツを食べると、血糖値が上がった時に脂質も一緒に取り込まれて、さらに太りやすくなります。
体内に取り込まれた糖質は、体脂肪に変換されて貯蔵され、結果太ってしまうことになります。

★先に野菜類を食べる。そしてよく噛むと太りにくくなる

松尾:では、ご飯を食べなければよいのかというとそうではありません。
炭水化物をゼロにすると、栄養バランスが崩れるから危険です。
減らすだけでいいし、血糖値を急激に上げない食べ方すればいいんです。

オムライスのような単品メニューになる時は、まず、野菜から食べるようにしましょう。
そうすると、野菜の食物繊維が糖質の吸収を緩やかにしてくれます。

それに炭水化物を摂る前に野菜類を胃に入れるとゆっくり食べられるようになり、血糖値の急激な上昇が抑えられます。
インスリンが急に分泌されるのを防いで、糖質が一気に吸収されないので、太りにくくなります。

それに「よく噛む」ことも大切です。
唾液の分泌がよくなり、唾液の中にあるアミラーゼという酵素が糖質の分解を助けてくれて、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

一品料理と早食いは、ぽっちゃり体型への早道です。
できれば定食のように三大栄養素のバランスが取れていて、炭水化物の量が調整できる食事を、ゆっくり、よく噛んで食べましょう。


文・構成/松尾直俊(フィットネスライター)
【プロフィール】
編集プロダクション勤務を経てフリーに。食から酒、医療関係と幅広い記事を書くが、現在は主に筋トレやダイエット、フィットネス関連の記事や文章を雑誌や書籍、Webなどに執筆している。「健康を語る者、自ら太っていてはいかん!」と、酒は飲むものの、食事に気を使い、自重筋トレとロードバイクに励む、福岡生まれのフィットネスライター。
主な担当書籍は、『つくりおき 筋活レシピ』(小山浩子著・香川晴夫医療監修/KKベストセラーズ)、『ハリウッド式ワークアウト 腹が凹む! 神の7秒間メソッド』(北島達也/ワニブックス)、『やめたい食べグセ』(森拓郎/ベスト新書)、『痩せる筋トレ痩せない筋トレ』(比嘉一雄/ベスト新書)、『40代から細マッチョになる』(大西仁美/メディアファクトリー新書)などがある。

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