第9回 ダイエット・スイーツで欲求不満を解消!

夏真っ盛りですね!
まりえはといえば、「若い頃は思いっきり遊んで、思いっきり食べて寝てたなあ」と、
エアコンを26度に設定したリビングでワインを飲みながら寝られずに夜更かししているようです。
そんなまったりとしたまりえは、これまで教えてもらった方法を組み合わせてダイエットに挑戦中ですが、
そろそろ禁断症状が出てきました。
そう、誘惑の甘い罠(スイーツ)です。
そこで今回は、食べても大丈夫なダイエットの敵・スイーツをご紹介します!
☆食べても太りにくい「ダイエット・スイーツ」あります!
まりえ:松尾さんこんにちは、まりえです。
前回教えてもらったプランク、時々やっています。
でも、正直言って最初は20秒しかできませんでした…(^_^;
とはいえ少しでもキレイな体型になるためですもんね、気を長〜くやっていきます。
それは置いといて、今日は別のご相談。
コンビニのダイエット食など、いろいろ頑張ってやってはいるんですが、……
やっぱり、甘いもの食べたいんです!
食べても太らないスイーツなんてありませんか!?
なんて、ないですよねぇ……。
松尾:まりえさん、プランクは一見、簡単なようで真剣にやると実はキツい(笑)。
20秒できれば立派です。ゆる〜く続けてください。
で、今回もまた、ずいぶんとワガママなご相談ですねぇ、太らないスイーツだなんて。
そんなものはありませんっ!と言いたいところですが、実はあります。
私がフィットネス記事を書いたりするときに監修をしてもらっている、
大西ひとみさんというトータル・ダイエット・カウンセラー兼パーソナル・トレーナーがいます。
彼女が開発した100%オーガニックのダイエット・スイーツ「VEGGI de PAN」
いうスイーツをネットで販売していますので、興味があれば注文してみたらどうですか?
まりえ:えっ! ウソ、あるんですか!
ホント、最近は子供と一緒におやつを食べるのも少し我慢していたし、甘いものに飢えていたんですぅ〜。どんな感じのお菓子なんですか?
松尾:うわぁ、反応速いですね(笑)。
大西さんは、78kgからマイナス24kgのダイエットに成功した人です。
その後パーソナル・トレーナーになり、ダイエットに関する話で、様々なメディアで活躍しています。
でも、大西さんは基本的に甘いものが好きで、今も太りやすい体質と葛藤もしているんです。そこで、パテシエの学校に通い、菓子検定3級と食品衛生責任者の資格を取って、今まで学んだトレーニングやダイエット、栄養学にさらに磨きを掛けたんです。
最初は自分で食べるスイーツを作っていたのですが、それが彼女のパーソナル・トレーニングの生徒さんたちの間で評判になって、ついに商品として売り出すことになったんです。
☆野菜の甘みが口いっぱいに広がる!
松尾:この大西さんが作ったスイーツは、基本的に半分が野菜でできています。
小麦粉を一切使ってないから、グルテンフリー。
もちろん、人工的な甘味料や保存料も一切入っていません。
使っている野菜類は、すべて農家を訪ね歩いて選んだ有機栽培のものです。
全部、ダイエットの効果のある栄養素や食物繊維は豊富で、安心して食べられるんですよ。
まりえ:へぇー、すごい!
でも、野菜だけでどうやって甘みを出すんですか?
松尾:野菜が本来持つ糖質で甘みを生み出すんです。
例えば、さつまいもは70グラムで角砂糖4.6個分、トマトは220グラムで2個分あると言われています(参考:「pocorin」)。
ケーキを食べてみたんですが、噛みしめるとしっとりした食感で、自然で優しい甘みが口の中で広がっていきました。
また、腹持ちもいいので、小腹が減った時や朝食のパン代りなんかにもいいんですよ。
使われる野菜は毎月変わりますから、その都度、違う味が楽しめるそうです。
まりえさん、ダイエットは食生活に少し気を使って、日常生活で身体の活動量を増やすことが大切です。
急に激しい運動をしたり、食事量を減らしたりすることなく、無理なく、長い期間で進めてくださいね!
文・構成/松尾直俊(フィットネスライター)
【プロフィール】
編集プロダクション勤務を経てフリーに。食から酒、医療関係と幅広い記事を書くが、現在は主に筋トレやダイエット、フィットネス関連の記事や文章を雑誌や書籍、Webなどに執筆している。「健康を語る者、自ら太っていてはいかん!」と、酒は飲むものの、食事に気を使い、自重筋トレとロードバイクに励む、福岡生まれのフィットネスライター。
主な担当書籍は、『つくりおき 筋活レシピ』(小山浩子著・香川晴夫医療監修/KKベストセラーズ)、『ハリウッド式ワークアウト 腹が凹む! 神の7秒間メソッド』(北島達也/ワニブックス)、『やめたい食べグセ』(森拓郎/ベスト新書)、『痩せる筋トレ痩せない筋トレ』(比嘉一雄/ベスト新書)、『40代から細マッチョになる』(大西仁美/メディアファクトリー新書)などがある。