年々気になる頻度が増え始める「シミ」のお悩み。
鏡を見たら「あれ、こんなところにシミがまた増えている!」なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
すっぴんでも透き通った白肌の持ち主は誰もが憧れの的。
今回は、そんな美肌の持ち主の美女医である、院長の平田麻梨子先生に加齢によるシミの原因と対策についてお話を聞いてきました。


取材にお伺いしたのは・・・

湘南美容外科クリニック 表参道院
東京都港区南青山5-6-26 青山246ビル8F
電話番号:0120-489-660(9時〜23時受付)
診療時間:10時〜19時(予約制)

加齢によるシミって?30代以降に多い2種類のシミ

加齢に伴うシミといっても、いくつか種類がありその原因も異なります。
根本的なシミの原因を知ることでそれぞれのシミの正しいケアを行いましょう。

−−加齢によるシミってそもそも何なのでしょうか?
平田先生:加齢によるシミというのは、昔はなかったけれども出てきたシミ、つまり先天性じゃないタイプのものということですね。
30代以降のシミで1番多いのはこの2種類、「老人性色素斑」と「肝斑」です。

−−「老人性色素斑」と「肝斑」の違いと原因って何でしょうか?
平田先生:まず、「老人性色素斑」は、紫外線が1番の原因でできるシミです。
①紫外線を浴びたことで皮膚を守ろうとしてメラニンが過剰にできすぎた。
②肌の生まれ変わりのターンオーバーが遅くなってしまい、排出するスピードが遅くなってしまった。
この2通りが主な原因です。
そもそも「シミ」ができる仕組みをお話しますね。
肌が紫外線を浴びた時にメラノサイトが反応してメラニン(黒い色素の塊)を作ることで肌を守ってくれるんです。
つまり、メラニンができること自体が悪いわけではないんですよ。
ただ、そのメラニンがなぜシミになってしまうのかというと、出来たメラニンは本来なら、ターンオーバー(生まれてから死んでいく過程)で角質から排出されてポロリと剥がれ落ちるはず。
しかし、ターンオーバーのサイクルが遅くなるとメラニンが排出されなくなってしまい、もともと色素なので、当然外側から見ると黒く残ってしまう=「シミ」というわけなんです。

−−ターンオーバーのサイクルが遅くなる理由って?
平田先生:本来28日周期で肌は生まれ変わると言われていますが、加齢に伴って年々スピードが遅くなります。当然紫外線を浴びることで遅れることも。あとは刺激、摩擦、ストレス、ホルモンバランスの乱れも原因になり得ます。

−−次に「肝斑」の原因についてお願いします。
平田先生:妊娠やピルを飲んでいることなど、女性ホルモンが関与しています。
外側からの要因ではなく、内側からの要因でできるシミ。
また、かすかな摩擦が起こることで濃くなってしまうことも。

日々のケアは必要不可欠。自宅でできる予防と対策とは

−−「老人性色素斑」と「肝斑」それぞれの自分でできる日々の予防、対策を教えてください。
平田先生:「老人性色素斑」はメラニンを作りにくくすることが大切なので、紫外線ケア、日焼け対策をしっかり行ってください。
日焼け止めは塗るだけでなく、「飲む」タイプも出ているので、併飲するのも効果的ですね。

紫外線UVAに対する防御効果を有する“飲む”日焼け止め「ヘリオケア」

 

平田先生:サプリメントなどで内側からケアすることも大切。
メラニンを作りにくくしてくれるビタミンC、皮膚を正常に保ってくれるビタミンB2を補いましょう。
「肝斑」は「老人性色素斑」とは違ったケアが必要です。
内面のことなので、ホルモンバランスが乱れていたらそちらのケアを。
また、ストレスや肝臓に負担をかけてしまうこと(飲酒のしすぎ)、摩擦は濃くなる原因になります。
睡眠不足や紫外線も悪化の原因になるので注意が必要です。

すっぴん白肌はプロにお任せ! クリニックの美容医療

−−クリニックでできるおすすめ美容医療治療を教えてください。
平田先生:まず「老人性色素斑」はレーザーを当てる、もしくは塗り薬が効果的です。
QスイッチルビーYAGレーザーで下に溜まっているメラニンを破壊して排出します。
患部に塗る薬ですと、メラノサイトを活性しにくくしてくれる「ハイドロキノン」や、メラニンを排出させてくれる「レチノイン酸」を処方します。
「肝斑」に関しては、摩擦がNGなので、塗り薬(ハイドロキノン)と飲み薬(トラネキサム酸)が主ですね。皮膚の炎症を抑えてくれる働きがあります。
また、YAGレーザーを当てることも。
YAGレーザーは他のレーザーとは違って患部にピンポイントに当たるので、炎症を起こさずに治療できます。

−−すっぴん美な先生ですが、ご自身で普段「シミ」で気をつけていることってありますか?
平田先生:そうですね、特別に何かケアしているということはないんですが(笑)
日焼け止めを塗ったりサプリメントを飲むなどの基本的なことと、やはりできたらとる、これですかね!

平田先生による解説で加齢による「シミ」の理解が深まりました。
すっぴん白肌をキープしたいですね。
次回は、「乾燥」の予防と改善方法について解説いただきます。お楽しみに!


取材・文:金原麗子
ビューティフルエンスプロデューサー/美容ライター
「美容」によって自身の人生が大きく変わった経験から、影響力を持った憧れられる女性をプロデュース。
「垢抜け力」が平凡女子の人生を変える!3ヶ月でお手本になるほど憧れられる「センスの磨き方」主宰。
その他、セミナー講師、各美容メディアにて記事執筆にたずさわるなど幅広く活躍中。

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