すっぴん美人とカレーをこよなく愛する小野ちん伝授! 食べても飲んでもすっぴん美人になれる店!

新宿御苑前「セラヴィーナガノ」お肉と魚介が織り成す栄養素の競演。路地裏のビストロでいただく最高にコスパのいいディナー&ランチ

たまにはシャレオツ(→死語?)なビストロなんかで、ゆったりとワイングラスを傾けて、すっぴん美人ちゃんとディナーを共にしたいなーなんて思っている、辛口評論家のオノちんです。

今回はフランス料理のディナーとランチをご紹介。いずれもコースからお肉も魚介もチョイスできる点がありがたい。
ここで突然ですがオノちん食事予報で、お肉を選んだあなた、すっぴん美人は笑顔が大事、タンパク質、コラーゲン、そして咀嚼することで表情筋がアップするでしょう。
魚介をチョイスしたあなたは、魚や貝類のタウリンで翌日は疲れが吹き飛びます。仕事もプライベートもパワーアップになるでしょう。

さて話は戻って、今回紹介したいのは新宿通りの横町の裏通り、古びたビルの地下にあるビストロ。ランチに何回かいただいて、すっかり気に入ってしまい初めて夜に訪れた。

店内は我々含めて16席ほどがすでに満杯。いつもの通りシェフ1人、給仕の女性1人態勢。


Aコース「前菜・メイン・カフェ」3,600円。
Bコース「前菜2種・メイン・デザート・カフェ」5,000円。
Cコース「前菜2種・魚肉メイン2種・デザート・カフェ」6,200円。
この日はBコース5,000円にした。確かちょっと前まで4,600円だったと記憶している。

このコスパすごいよね!!比べてもしょうがないけど、今は亡き芝パークホテル内にあった「タテルヨシノ芝」は飲み物入れて2人で5万円だったかな。もちろん、ここは最高に美味しかったし、町の寿司屋と銀座の寿司屋を比べているようなもので、まったく意味がないけどね。

さて、まずはスペイン、カルターニャのスパークリングワイン「フレシネコルドンネグロ」375ml。このミニボトルが置いてあるなんていいね。ちょうどいい大きさだ。けっこうな辛口で果実の香りが鮮明。


前菜は「アサリの冷製クリームスープとズワイガニのプリン、マスカルポーネ添え」は、アサリとズワイガニの風味が心地よく、マスカルポーネがちょい甘みと濃厚さを演出。


「ハマグリ、真ダコ、モンゴウイカのオニオンマリネ」、ようはシーフードのマリネで、これも食欲を徐々に加速させてくれる一品。ハマグリ、タコ、イカでトリプルタウリン摂取、低脂肪で低カロリー、高タンパクは嬉しいね。

次に「ホタテ貝、スモークサーモン、クレープのパイ包み、ディール風」、サクサクの食感に魚介の風味と微かなハーブの香りよし。


「豚ほほ肉、鶏もも、鶏レバー、リードボー、ソフトサラミのテリーヌ、生ハム添え」は、肉の旨味がほどよく凝縮、サラミの風味がアクセントで、マイユのマスタードがよくマッチ。
これを相方と分け合っていただいた。鶏レバーって言ったら、女子にとって最強の食材。鉄分含有量トップクラス、貧血が気になる人には最適。

そしてメインは、「子羊の背肉、鴨のフォアグラソテー」、子羊は当然クセがなくサッパリとした味わいに、ちょい濃厚なフォアグラとちょい甘めなソースとの相性がいい。パソコン・スマホで酷使したすっぴん美人に大敵な眼精疲労を補うビタミンAが豊富なフォアグラ、また体にとって様々な代謝作用のあるビタミンB群が豊富な羊の肉もありがたい。


さらにもう1つのメインは、「バルバリー産鴨の胸肉、グリエ エピス風味 レンズ豆添え」、オーブンで香ばしく焼かれたサッパリとした鴨の胸肉に優しいミックススパイスの風味、僅かなレンズマメがけっこう強気に主張し、このコントラストが最高にいい。

当然バケット、デザート、カフェがついてこのボリュームで5,000円とは頭が下がる。
忙しい毎日とはいえ、たまには女性との食事もゆったりとした雰囲気で楽しみたい。すっぴん美人の笑顔も、ますます華やいてくるだろう。雰囲気もよく、食事もおいしく、(男子的にはコスト面も嬉しさのひとつ!)ストレスも感じないこと、この上なし。

ついでにある日のランチ2種類を紹介するね。いずれも1,600円とこれも安いね。

この日は友人と訪れた。前菜は6種類、「サザエとトマトのマリネ・クリームチーズプリン・スープ付き」&「小エビとアサリのクスクスのスクランブルエッグ、オニオンピュレ・スープ付き」。

主菜は7種類「牛肉赤みステーキ、オニオンペーストのクリーム添え」&「豚バラ肉の白ワイン煮、ドライプラム、ベーコンのパイ包み」をチョイスした。

前菜のサザエのプリっとした心地よい歯ごたえ、トマトとの相性バッチリ、クリームチーズのプリンが濃厚で食欲が加速する。もう一つが魚介の風味のするベシャメルソースの中に玉子、小エビ、アサリ、クスクスが渾然一体、旨味の詰まった逸品。
主催の牛肉は火入れが絶妙でいいレア加減で、肉々しい歯ごたえ、右横のジャガイモが格別に旨いね。もうひとつの主菜、豚バラ肉とベーコンはややオイリー、それをいい具合にドライプラムが軽やかに演出、またパイに染みた旨味と脂がメチャ美味しんだな。これもバケットとカフェつき。…こっそり言うけど、男性だけで訪れても、もちろん最高にいい店ですよ。

〈店舗データ〉
【住所】新宿区新宿2-8-10ニッシンビル地下1階
【電話】03-3350-7610
【営業】12時~15時(L.O.14時)18時30分~23時(L.O.22時)
【休日】日曜日
【アクセス】東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前駅」1番口から徒歩2分



取材・文/小野員裕(おのかずひろ)
グルメライター/フードプロデューサー
出版社勤務のかたわら、食べ歩きエッセイの連載や食イベントに関わり、外食産業で注目を集める。17歳からカレーの食べ歩きを始め、「横濱カレーミュージアム」の初代名誉館長、「オールアバウト」のB級グルメガイドを務め、書籍・雑誌・テレビなど数多くのメディアで活躍する〝元祖カレー研究家〟。食べ歩いた軒数は、カレー専門店3000軒、飲食店10,000軒を越す。
その他、食品会社へのアドバイザーや、外食産業のフードプロデューサーとしては、カフェの店舗開発、高級レストランの調理素材、無添加・有機素材を吟味したレトルトのパスタ用ソース、ドレッシングなどの開発に携わる。
またオリジナルレトルトカレー「小野員裕の鳥肌の立つカレー」(MCC食品)は発売10数年以上好評を博するロングセラー。

食べ歩きのブログ「元祖カレー研究家」を日々更新。

主な著書に『カレー放浪記』(創森社)『魂のラーメン』(プレジデント社)『ラーメンのある町へ』(新潮社)『東京カレー食べつくしガイド』(講談社)『作務衣を着た主人の店に旨いものはない!』(双葉社)『おうちで本格インドカレー』(東京書籍)『絶品エスニックバルレシピ』(日東書院)『明治・大正・昭和のレシピで食道楽』(洋泉社)『今宵もぷらぷら居酒屋天国!』(学研)など多数。

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