ワンピースの裾からすら~っと伸びる、綺麗な素足に気がそぞろ…、早いもので、もうそんな季節だね。オノちんこと辛口評論家の小野員裕です。

今回は、穴子だ。

すっぴん美人には疲れ目が大敵。特に最近は、スマホやパソコンを使う機会が以前よりもぐっと増えているので、目の乾燥や疲れを感じる人が増えているみたい。
目元に必要以上に力を入れ続けていると、知らないうちにたるみの原因にもなるみたいだから、女性にとって疲れ目は大敵ということだね。

そんな中で、今回紹介する穴子は、ビタミンAの含有量が魚介類の中でトップクラスのなんだって。ビタミンAの効用は、眼精疲労の改善、粘膜や肌の健康保持、生殖作用の維持、免疫力向上、感染症予防などだ。
目の疲れの他、肌の健康を維持する効果もあるのはうれしいね。

そしてなんといっても、穴子は今が旬。季節に旬のものをいただくのはそれだけで体にいいんだってさ。日々PC作業に追われているすっぴん美人にとって、この時期はもってこいのご馳走ってワケ。

日本橋にある高島屋の裏道はよくブラブラする界隈。10年ほど前に穴子料理専門店の「玉ゐ」を発見。

「やけに古びた店構えだな…」

その趣のある佇まいに誘われて飛び込んだのが始め。それから半年に1回ほどの割合で通っている店だ。

一番人気は「箱めし」で、「煮上げ」、「焼き上げ」と2通りに調理された穴子をお好みで選べる。
「煮上げ」は寿司屋同様、ツユで穴子を煮たもので、「焼き上げ」は一度煮たものを焼いたもの。

ご覧のものは「箱めし」の小箱1,750円で、ちょい甘めのたれがたっぷり、この照りの感じに胃袋が唸ってしまう。
一口頬張ると香ばしさとともにシットリとした食感に心奪われる。鰻ほどの脂っこさはなく実に軽やかだ。

ここでぜひ試してもらいたいのが追加で「お茶漬け用のダシ」200円で、まるで「ひつまぶし」のように薬味をちょい乗せて、その上にちから鰹や穴子の骨を焼いてとったダシをかけてサラサラと流し込めばまた旨い。

ちなみに「箱めし」中箱2,950円、大箱3,950円となっている。
中箱以上からは穴子2枚乗せとなるので、「煮上げ」と「焼き上げ」の相乗せるも楽しめる。

実は穴子はウナギよりもカロリーが低いので、すっぴん美人ちゃんも遠慮なく2枚乗せにトライしていただきたいところ!?

〈店舗データ〉
【住所】東京都中央区日本橋2-9-9
【電話】03-3272-3227
【営業】平日11:00~14:30(L.O.14:00) 17:00~21:30(L.O.21:00)
土日祝 11:30~15:30(L.O.15:00) 16:30~21:00(L.O.20:30)
【休日】無休
【アクセス】地下鉄銀座線・東西線 日本橋駅 C4出口から徒歩2分
地下鉄都営浅草線・東西線 日本橋駅 D3出口から徒歩2分

・エスカレーターはコレド日本橋内、または高島屋内をご利用ください。
・エレベーターは、B12出口をご利用ください。



取材・文/小野員裕(おのかずひろ)
グルメライター/フードプロデューサー
出版社勤務のかたわら、食べ歩きエッセイの連載や食イベントに関わり、外食産業で注目を集める。17歳からカレーの食べ歩きを始め、「横濱カレーミュージアム」の初代名誉館長、「オールアバウト」のB級グルメガイドを務め、書籍・雑誌・テレビなど数多くのメディアで活躍する〝元祖カレー研究家〟。食べ歩いた軒数は、カレー専門店3000軒、飲食店10,000軒を越す。
その他、食品会社へのアドバイザーや、外食産業のフードプロデューサーとしては、カフェの店舗開発、高級レストランの調理素材、無添加・有機素材を吟味したレトルトのパスタ用ソース、ドレッシングなどの開発に携わる。
またオリジナルレトルトカレー「小野員裕の鳥肌の立つカレー」(MCC食品)は発売10数年以上好評を博するロングセラー。

食べ歩きのブログ「元祖カレー研究家」を日々更新。

主な著書に『カレー放浪記』(創森社)『魂のラーメン』(プレジデント社)『ラーメンのある町へ』(新潮社)『東京カレー食べつくしガイド』(講談社)『作務衣を着た主人の店に旨いものはない!』(双葉社)『おうちで本格インドカレー』(東京書籍)『絶品エスニックバルレシピ』(日東書院)『明治・大正・昭和のレシピで食道楽』(洋泉社)『今宵もぷらぷら居酒屋天国!』(学研)など多数。

 

関連記事

東向島「レストランカタヤマ」の分厚いステーキは美味しいね!

四谷「天春」ランチの天丼と名物の大盛りシジミ汁

下北沢「カフェ・ジンク」は、無添加、グルテンフリーなのにコクと味わいに奥行きがある、実力派のカフェカレー

浅草「飯田屋」風情のある老舗のドジョウでたまには「丸鍋」。ドジョウを食べて夏バテ防止、そして若返り 。

西荻窪「坂本屋」の、世界一美味しい「カツ丼」で疲労回復、スタミナアップ。これホント、じんわり旨いんだよねぇ…

新宿御苑前「セラヴィーナガノ」お肉と魚介が織り成す栄養素の競演。路地裏のビストロでいただく最高にコスパのいいディナー&ランチ。