すっぴん美人とカレーをこよなく愛する小野ちん伝授! 食べても飲んでもすっぴん美人になれる店!

韓国ソウル「元祖ウォンハルメ・ソムンナン・タッカンマリ」韓国式鶏の水炊きは旨し

ソウルの東大門市場の帽子専門店で親切に帽子を選んでくれた可愛い店員さん。
「How do I look?」ってたずねたら、「So good You look very nice」ってウインクされた。

一瞬口説こうかと思っちゃった。オノちんこと、辛口評論家の小野員裕です。

冒頭からテンションもあがったところで、今回は韓国の鶏の水炊きタッカンマリの紹介だ。

鶏肉は、高タンパク低カロリーってのは常識、だからアスリートや体作りには必須の食材だ。
その中でも胸肉には疲労回復物質のイミダペプチド、それとコラーゲンがタップリ。だからお疲れ気味で、お肌の状態がちょい心配なすっぴん美人には、鶏肉の中でも胸肉は特にもってこい。それも今回紹介する水炊きのタッカンマリは塩分少なめで、スープまでゴクゴク飲み干せてしまうから、鶏のいいところをぜんぶ吸収できちゃうスグレモノの鍋なんだよね。

今回紹介するお店の名前であるウォンハルメとは「ウォン婆さん」、ソムンナンは「噂の」、「タッ」は鶏、「カンマリ(正確にはハンマリ)」は一羽。つまり「ウォン婆さんの噂の丸鶏」ということになる。

行き方は、地下鉄4号線「東大門駅」9番出口から徒歩約5分、または地下鉄1号線「鍾路5街駅」5番出口から徒歩5分ほど。

この店がある東大門界隈には数多くの「タッカンマリ」専門店が軒を並べ、どこがどう美味しいのかさっばりわからず、弘大(ホンデ)のラーメン屋の店主に電話を入れて聞いてみた。

「タッカンマリの美味しい店ってどこなの?」

「僕も2、3軒しか行ったことがないけど、やっぱ『元祖ウォンハルメ・ソムンナン・タッカンマリ』かな…」

ということで、ガイドブックで店を探していると、ド派手な看板が目に飛び込んできた。

店内はただっ広く、座敷とテーブル席に分かれていて、少々古臭い造りに心が和む。早速注文したのが、
「鶏一羽、ジャガイモ、トック(餅)、キノコ、グクス(麺)のセット」2?3人前ってとこで25000ウォン、日本円で2300円ってところかな。

まずはスープを一口、さっぱりしているが深い旨味とコクがあり、数種類の漢方薬が入っているらしいけど、そのクセは全くなくてホントに美味。続いてスープと一緒に鶏肉を頬張ると、柔らかでシットリ、いいね、なんだか福岡の水炊きを思い出す。

次にニンニクや唐辛子などで作られた「タデキ」という赤いタレに、酢や醤油、辛子をちょっと入れて自分好みのタレに仕上げ、そこに鶏、ジャガイモ、トックなどを浸していただくとパンチが効いてまた旨い。そして具を全て食べ終わり、ちょいと煮詰まったスープに麺を入れてグツグツと煮る、鶏のエキスをたっぷり吸い込んだ麺を頬張る、
「こりゃ旨いな~」
ちょっとタデキを入れるとこれもいい。塩気は控えめだけど、日本でいま流行りの鶏白湯ラーメンにどこか似ている味わい。参鶏湯もそうだけど全く辛くないので、辛味が苦手な人にお勧めだね。

「鍾路5街駅」には「広蔵市場」、「東大門駅」界隈は「東大門総合市場」があるので、ここを散策してから店に行くのもいいし、または食後にぷらぷらするのもお勧めだね。

韓国は何度か行っているので、もし個別で案内が必要だというすっぴん美人さんがいれば、お気軽に連絡をください(笑)。

〈店舗データ〉

【住所】ソウル特別市鍾路区鍾路5街282-21東大門タッカンマリ横丁内 電話02-2279-2078
【営業】9時30分~23時
【休日】旧正月・秋夕(お盆)の前日と当日
【アクセス】地下鉄1号線「鍾路5街駅」5出口から徒歩5分 地下鉄4号線「東大門駅」9番出口から徒歩5分


取材・文/小野員裕(おのかずひろ)
グルメライター/フードプロデューサー
出版社勤務のかたわら、食べ歩きエッセイの連載や食イベントに関わり、外食産業で注目を集める。17歳からカレーの食べ歩きを始め、「横濱カレーミュージアム」の初代名誉館長、「オールアバウト」のB級グルメガイドを務め、書籍・雑誌・テレビなど数多くのメディアで活躍する〝元祖カレー研究家〟。食べ歩いた軒数は、カレー専門店3000軒、飲食店10,000軒を越す。
その他、食品会社へのアドバイザーや、外食産業のフードプロデューサーとしては、カフェの店舗開発、高級レストランの調理素材、無添加・有機素材を吟味したレトルトのパスタ用ソース、ドレッシングなどの開発に携わる。
またオリジナルレトルトカレー「小野員裕の鳥肌の立つカレー」(MCC食品)は発売10数年以上好評を博するロングセラー。

食べ歩きのブログ「元祖カレー研究家」を日々更新。

主な著書に『カレー放浪記』(創森社)『魂のラーメン』(プレジデント社)『ラーメンのある町へ』(新潮社)『東京カレー食べつくしガイド』(講談社)『作務衣を着た主人の店に旨いものはない!』(双葉社)『おうちで本格インドカレー』(東京書籍)『絶品エスニックバルレシピ』(日東書院)『明治・大正・昭和のレシピで食道楽』(洋泉社)『今宵もぷらぷら居酒屋天国!』(学研)など多数。

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