乳液とクリーム、実は同じように使ってない?プロが教える、すっぴん美人になる使い分けテク

スキンケア基礎講座9 乳液&クリーム編
乳液とクリーム、実は同じように使ってない?
プロが教える、すっぴん美人になる使い分けテク
・・・もしかしたら、あなたの今のスキンケア方法は間違っているのかも!?
毎日当たり前のように行っているスキンケア。でも、実は日々肌の研究は進んでおり、それにあわせて化粧品は日々進化しています。つまり、昨日まで行っていた当たり前のスキンケアがすでに一昔前の方法になっている可能性が、無きにしも非ずなのです!
化粧をしてなくても透明感あるすっぴん美人に近づけるヒントを、美肌のプロがお答えする「ルミ様のスキンケア講座」、今回は乳液&クリーム編をお届けします!
乳液やクリームの役割は、化粧水の潤いを閉じ込める「フタ」のようなもの。
もはやスキンケアにおける基礎の基礎といえるほど、乳液とクリームの機能はよく知られるようになっています。
・・・ところが、乳液とクリームの違いはと言われると、少し悩んでしまう女性もいるのではないでしょうか。いずれも、スキンケア商品のお試しキットに必ずといっていいほど同梱されているおなじみのコンビ。だけどこのふたつ、冷静に考えてみると、役割がかぶっているのでは・・・?という疑問が出てきませんか?
乳液をつけたあとにクリームをつけるのが正しいのか、
乳液とクリームは、お手入れや肌の状態にあわせてどちらかひとつだけを使えばいいのか・・・??
この素朴な疑問に、今回もルミ様がズバリと答えてくれました!
「実は、乳液とクリームの使い方に明確な定義はありません。化粧品メーカーによってもばらつきがあるのですが、乳液とクリームの分かりやすい違いは、水分バランスの違い。どちらか好きなほうを一方だけ使えば、保湿の機能としては充分です」(ルミ様)
なんと・・・っ!
乳液とクリームは重ねて使わなくてもいい!
(言われてみれば)やっぱりーーっ!
ただし、どちらも保湿効果は充分だけど、使い方や塗り方にはちょっとしたコツがあるのだそう。ということで、動画で教えていただきました!
ポイントは、潤わせたい部分へ最初につけること。すっぴん美人を目指す大人女子の場合は、年齢が隠せない、目元や口元から塗るのがポイントです!
特に乾燥しやすい目尻や目の下は、中指でそっとやさしく「フタ」を!
気になる部分にポイントづけしたあと、顔全体を包み込むようにやさしく油分を補っていきます
堅苦しく考えず、エモーショナルに楽しんで!
「クリームは油分が多いので、しっとり感が長続きする反面、ベタつくというデメリットがあります。乳液はクリームよりも水分の含有率が高いので、肌に浸透しやすい反面、うるおいのキープ力はクリームには劣ります。それぞれ一長一短。得意分野が違うんです。
・・・という中で、それぞれの選び方のポイントはたったひとつ。
その日の気候や肌の調子に合わせて、ご自身が『気持ちいい』と感じるほうを選ぶこと。これ以外にないです!」(ルミ様)
おおお、ルミ様、ビシッと言い切ってくれました!
「そもそも、スキンケアは毎日同じメニューをルーティンでこなすものではないのです。
今日は湿度が高くてベタベタするからクリームはやめておこう、とか、肌のモッチリ感が今日は物足りないから、乳液とクリームを重ねづけしてみよう、とか、もしくは今日はこの香りが好き、パッケージが今日の気分にピッタリ、なんて選び方だってアリ。
これもあれも塗らなきゃ!と、堅苦しく考えず『今日はこれが気持ちいいから』とエモーショナルにスキンケアを楽しんじゃいましょう」(ルミ様)
なるほど、お肌の状態って、その日の自分の気持ちやテンションが実は関係しているのかもしれませんね。固く考えすぎて、雑誌やお店で教えてもらったスキンケア方法を毎日徹底して行うよりも、その日の気分をアゲてくれそうな方法に自分なりにカスタマイズして楽しむ方が、確かになんだかエモーショナルでクリエイティブで、自分らしく生きている感じがするかも!
松本ルミ
ヘア&メーク集団「有限会社グラマー」代表。
短大卒業後、国内メーカー勤務中にヘアメークに目覚め、1998年に東京・表参道にてメークアップオフィスを設立。
ブライダルをはじめとするヘアメークのアテンド、メークアップセミナー等を中心として、国内外問わず幅広い事業を展開している。